【はじめの一歩】転職活動の始め方(20代サラリーマン編)

20代の転職

転職活動の始め方を教えて!

なるべく効率よく転職活動を終わらせたい。
これから転職活動するけど、何から始めればいいの?
転職の始め方を知りたい。

こんにちは!みに丸です。
「転職したいけど始め方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、「転職の始め方(20代サラリーマン編)」について解説します。

転職活動の始め方を間違えると、無駄な時間を使ってしまい、自己分析や面接対策など時間をかけるべきところに時間をかけられないことになってしまいます。

転職と仕事を両立するつもりであれば、なおさら効率よく転職活動を進めることをおすすめします。

私は20代後半で大手の民間企業へ転職した経験があり、数社の内定をもらって、今の会社へ入社しています。

転職活動では徹底的な自己分析のほか、転職エージェントと何度も面談してもらい、転職に関する本などで勉強してきました。

万全に対策したと思っていても「こうしておけばよかった」と思うことがあったので、20代で転職を考えているあなたに、スムーズに転職をすすめてもらいたいと思い、筆をとっています。

この記事で読んでわかることは

・転職活動の具体的な始め方
・転職活動で参考になる記事の紹介
・転職活動で得られること

この記事を読めば、転職活動でまずやるべきことが具体的にわかり、転職活動をスムーズに始めることができます!

マニュアルとして作成したので、わからないことがあればこの記事に戻って読むことで、悩みを解決しながらスムーズに転職活動を進めることができます。

ぜひ、転職の参考にしてください!

それでは、本題に入ります。

転職活動の始め方


転職活動の始め方は以下のとおりです。

1. 転職の軸を考える
2. 転職エージェントに登録する
3. スケジュールを立てる
4. 履歴書と職務経歴書を用意する
5. 応募と書類選考
6. 面接を受ける
7. 転職の悩みを解決していく

順番に解説していきます。

1. 転職の軸を考える


転職活動する上では「転職の軸」が重要です。

今の会社を辞めたい理由は人それぞれで、部署やその時にいる周りの人など環境によっても変わってくるでしょう。

まずは、なぜあなたが今の会社から転職したいかを考えることが大切です。

応募企業の面接官は必ず
「なぜ転職・退職しようと思ったの?」
「退職しなくても、あなたの会社でも実現できるのでは?」

といった視点で質問してきます。

あなたが「転職してまで叶えたいこと」をイメージすることで企業や業界を探す方向性に目処がつき、スムーズに転職活動を進めることができます。

ただ、この時点で「今の会社をやめる決意」をもつ必要はありません。

転職するかは内定の返事をするまでに決めれば大丈夫なんです。

まずは、転職の軸についてチェックしましょう。

公務員から民間転職で後悔しないための「転職の軸」の作り方
転職で失敗や後悔しないためには、どうすればいいの?転職の軸の決め方を教えて。転職で何を優先して会社を選べばいいの?こんにちは、みに丸です。この記事では、転職して後悔しないための「転職の軸」の作り方を解説します。

2. 転職エージェントに登録する


次に、転職エージェントに登録します。(無料でできます。)

転職エージェントに登録するメリットは以下の通り。

・求人の紹介
・履歴書や職務経歴書の添削
・面接日程の調整
・面接時のアドバイス
・業界や職種、企業に関する情報の提供
・年収交渉

この記事を見ている方の多くは転職初心者で、どのエージェントに登録すれば良いかわからないと思います。
転職エージェントのメリットやデメリット、使い方の注意点についてまとめた記事も参考ください!

転職エージェントのメリットや注意点。おすすめの利用方法を解説!
そもそも転職エージェントってなに?年収の交渉してくれるの?悪い噂も聞くけど、本当に大丈夫?といった、悩みに対して、今回は解説していきたいと思います。この記事を読むことで転職エージェントのメリットとデメリットと注意点がわかります。

これから、20代におすすめの転職エージェントを厳選して3社紹介しておきます。
1社だけでなく2.3社は登録し、他社と比較しながら使いやすい会社を選ぶことが大切です。

リクルートエージェント


リクルートエージェントの最大の特徴は求人の多さです。非公開求人も含めた求人数は30万件。dodaの12万件、パソナキャリアの17万件に比べるとその多さが目立ちます。

どんな求人があるか見たい、基本的な転職の流れを掴みたい人はリクルートエージェントの登録は必須です。
とにかく求人数が圧倒的に多いです。

【公式】リクルートエージェントはこちら

doda

リクルートエージェントの次に公開求人数が多いのがdodaです。リクルートエージェントで取り扱いのない会社の求人も多く掲載しています。

また、dodaは人材紹介サービスも提供しているため、dodaに登録したあなたの職務経歴書に興味を持ったエージェントと新たに繋がることもできます。
【公式】DODAはこちら

リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)



リクルートダイレクトスカウトは、リクルート系列が運営している転職エージェントで、大手かつハイキャリア求人が多いので、20代後半でステップアップしたい方におすすめです。

匿名機能がついているので、ライバル企業に転職等、企業に見られないように情報非公開できるので安心して、申し込むことができます。

HPの実績を見ても、お分かりいただけますが、20代後半でもしっかりハイキャリアへの転職が可能ですよ!
リクルートダイレクトスカウト

ここでは、簡潔に紹介しました。

エージェントの詳細を知りたい方、20代のおすすめについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。

今回、紹介した3社も紹介しています。

まずは、情報収集しましょう!

3. 退職時期を決めてスケジュールを立てる


まずは、退職時期の目安を決めましょう。

辞める時期はいくつか候補があります。

・在籍年数が多くカウントされる退職時期
・ボーナスをしっかり受け取れる時期
・年次有給休暇をしっかり使い切れる時期

など、ポイントを意識して、手当を損せずもらって退職することをおすすめします。

そして、退職時期から逆算して、3ヶ月〜6ヶ月前から応募を始める必要があります。応募に出す時期については、エージェントが案内してくれるので大体の時期をここでは把握しておきましょう!

スケジュールの立て方に関する記事はこちら。

4. 履歴書と職務経歴書を用意する

転職エージェントに登録すると、転職活動に必要な「履歴書」「職務経歴書」をはじめに登録しておく必要があります。

『履歴書』は経歴や個人情報を正確に伝える書類で、ある程度書くことは決まっています。

『職務経歴書』は自分がどんな会社でどんな業務を行い、どんな実績を挙げてきたかを企業にアピールするための1~2枚の資料です。

職務経歴書を見て企業は書類選考を行うため、職務経歴書は重要です。

フォーマットは「職務経歴書」と検索すれば出てきますが、初めて書く方にはdodaの業界別職務経歴書テンプレートをおすすめします。

書き方については次の記事も参考にしてください。

書き方のポイントを把握するだけでも、書類選考の通過率をグッと上げることができますよ。

転職で書類選考に通らない20代必見。履歴書と職務経歴書の書き方
書類選考が突破できない。書類の書き方を教えて欲しい。履歴書と職務経歴書って書き方違うの?面接対策の前に、書類選考を突破できないと意味ない!?通過するための提出書類の書き方について解説します!

実績と過程が重要

職務経歴書では以下のように実績を具体的な数値を用いて書きます。

・残業削減のために〇〇業務の効率化を図り、週に5時間の時間短縮できた
・進捗管理表を班内に共有してフォローすることで年間40件の契約を円滑に進めた
・住民や事業者と協議をするうえで、○○を工夫し、○人の合意が得られた

そして、面接では職務経歴書に書いた内容について、「なぜ行ったのか?」「実践する上で苦労した経験は?」など過程を深掘りして聞かれます。

企業は、あなたが入社後も『再現性(職務経歴書のように活躍できるか)』を確認します。

5. 応募し書類選考を受ける


転職エージェントからおすすめの求人を紹介されたら、その中から実際に応募してみましょう。

・応募条件に達していないけどいいのかな?
・自分が希望する給料や福利厚生はあるのかな?
・自分の経歴でも採用してくれるかな?

と、さまざまな悩みは出てきますが、気になった求人には積極的に応募しましょう。

エージェントから紹介された企業については、求人票にある応募要件を全て満たしていなくても、書類選考を通過することは十分ありえます。

また、採用後の条件や詳しい仕事内容は面接中や内定後に確認できます。

気になることは事前に転職エージェントを通じて企業に質問して解決しておきましょう!

応募企業によって求める人材は異なるので、企業研究して会社に合わせた自分の強みをアピールしましょう。

6. 面接を受ける


ここからは、転職を始めた先の話になるので簡単に紹介します。

書類選考に通過すると、エージェントと面接の日程調整を進めます。

『面接で聞かれること』
・自己紹介(1.2分で簡潔に)
・職務経歴(自己P Rする)
・転職理由
・志望動機
・逆質問(志望意欲を見せるチャンス)

応募企業を出したら、この記事に戻って、以下の面接に関する記事をご参考いただければと思います。

【公務員から民間へ転職】面接の流れと聞かれる質問について解説!
公務員から転職する時って面接で何聞かれるの?面接の流れが知りたい。こんにちは、元公務員のみに丸です!今回は、公務員から民間転職での面接の流れや聞かれることを解説します。

7. 転職の悩みを解決していく

転職活動をしていると様々な不安がでてきます。

「未経験の転職ってできるのかな」
「自分の○○の強みって使える?」
「自分に向いている企業や仕事って何?」
「面接の回答の仕方がわからないよ」

私も転職活動中は「本当に転職できるのかな?」と不安になりました。
転職に当たって参考になる書籍や不安や悩みを解消する記事を書いています。
以下の記事を読んでみると参考になりますよ。

転職活動の不安、転職先への不安について解説している記事はこちら。

公務員から民間。転職活動から入社までの不安と解消法をまとめてみた
転職して大丈夫なのか不安で仕方ない。保証がないから一歩踏み出せない。転職したいけど失敗はしたく無い。転職活動をしていて、不安に思うことありませんか。この記事を読むことで公務員から民間転職の不安や原因と解消方法をまとめています。

20代の転職でよくある悩みや不安を解説している記事はこちら。

転職活動で得られること

ここまで転職活動の始め方を具体的に紹介してきました。

「こんなにやることあるのか……。」と思った方もいるかもしれません。

転職活動は求人に応募するだけでなく、自己分析をしたり、企業や仕事内容のことを調べたり、想定質問に対する答えを考えたりとやることはたくさんあります。

転職活動は確かに大変ですが、その分得られることはとても多いです。

これから、転職活動で得られることについて紹介します。

いざ転職したいと思った時に転職活動を0の状態から始めるのと、少しでも転職活動を経験しているのとでは、内定をもらえる企業にも差がでてきます。

それに、転職活動を始めたからといって、絶対に今の会社を辞めて転職しなくてはいけないわけではありません。

そのため、転職活動をすることが、どれだけメリットがあるのか知り、一歩踏み出してみませんか。

自分に合う企業がわかる

転職活動を通して、自分の経験を活かせる企業がわかります。

活用するエージェントの中には、自分の経歴を見て、様々な企業を持ってオファーしてくる担当もいます。

例えば、私は転職活動で初めて、今まで考えたことがなかった業界について知りました。

オファーされた企業を調べてみることで、自分の経験が活かせる業界・会社を知ることができます。

・今の会社より年収の高い業界
・今の仕事やスキルが活かせる会社
・様々な分野に特化した業態がある

いままでの経験が活かせる業界や会社を知るのは、知見を広げるいい機会です。

自分の市場価値を知ることができる

転職活動を通して、自分の市場価値を知ることができます。
つまり、自分の年収の相場がわかります。

転職エージェントや志望企業の面談や面接を通して、自分ならどれくらいの年収をもらうことができるのか確認することができます。

現在の年収は、自分のステータスの一つになります。
年収の高い人と低い人だと、高い人の方が優秀そうに見えますよね。

実際、転職活動すると、年収で判断されることもあります。

そのため、希望年収は、エージェントと相談して、妥当な範囲で高く伝えることも可能です。

転職活動すると、「こんなにも高い年収を提示してくれるのか」と驚くこともあるかもしれません。

年収が上がった方が、仕事へのモチベーションも上がりませんか?

私はすごく上がります。(笑)

転職活動してみて、いろいろ調べないと、転職の市場価値なんて何もわかりません。

実は、20代後半になってくると、年収をグッと上げるチャンスであること知ってました?

年齢別年収アップ率

(出典:doda

20代の後半が、転職市場では一番企業が欲しい人材で、年収を上げるチャンスなんです。

知らない間に30代になるのは、もったいないですよね。

自分のキャリアがイメージできる

転職活動をしていると企業のことを詳しく調べるようになります。

その際、
・自分ってこの仕事がやりたいのかな?
・もっとやりたいことがあるのでは?
・将来、自分はどうしたいんだろう?

と何度も考えます。

また、面接での質問は自分の考えやキャリアを見つめ直すきっかけを与えてくれます。

転職活動をすることで自分のキャリアを真剣に考えるようになる点でも、自分の成長につながります。

意欲的に仕事に取り組むようになる

転職活動をしていると、「自分のアピールできることが何なのか」を改めて考えさせられます。

日々の仕事でも、何が転職のアピールポイントになるかを意識して仕事をすれば、案外見つかります。そして、意欲を持って仕事に取り組めます。

アピールポイントがないと思っている方も、アピールできるような業務を意識しながらこれから仕事に取り組んでみてください。

そうすることで、面接で具体例を交えた説得力のある強みをアピールすることができ、採用担当者に「この人はうちの会社でも活躍できそうだ」と思わせることができます。

まとめ


今回は、転職活動の始め方について解説してきました。

20代の転職は一番可能性があり、自分のしたいことを叶える最後のチャンスでもあります。

この『転職始め方』を参考にしながら、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか?

なんとなく今の会社を続けている方も、転職活動で自分を見つめ直すいい機会になると思います。

この記事やブログが転職したい人の役に立てば幸いです。

以下に、おすすめの記事を貼っておくので、気になるものがあればチェックしてみてください♪

「転職したいけど、何がしたいかわからない」という方はこちら。

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みに丸

元都道府県庁職員。霞ヶ関への出向を経て、大手民間企業へ転職。このブログでは、元公務員の私がキャリアと真剣に向き合った経験や多くの書籍を参考に、転職に関するノウハウや情報を発信しています。

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