転職したいけど何がしたいかわからない20代の仕事の見つけ方

20代の転職

就職したけど、今の仕事はやりたいことじゃないかも…。

本当にしたいことを仕事にできていない。
でも自分が何をしたいかは分からない。
自分が何をしたいのかわかる方法を教えて!

こんにちは!みに丸です。

あなたが「ここで働きたい」と思って一生懸命対策して選考に受かったのに、入社してみると、

「あれ?こんな仕事がしたかったわけじゃない…」

と思ってたりしませんか。

入社当初は仕事に慣れるのに必死でしたが、いろんな経験をしていくうちにモヤモヤと思い始めます。

私も20代半ばまで自分が何を仕事にしたいのかぼんやりしていました。

この記事では、私の経験も踏まえつつ、“やりたい仕事を見つける方法”を解説していきます。

後ほど解説してますけど、実は若いうちからやりたいことを見つけている人はほとんどいません。

でも、やりたい仕事を早いうちに見つけておくメリットは大きいです。

・転職したいけど何がしたいかわからない原因
・何がしたいかわからないときの対処法
・したい仕事を考えるときの注意点

この記事を読んでわかること

ささっと読めちゃうと思うので、あなたが「向いている仕事」「やりたい仕事」を見つける参考にしてみてください♪

それでは、本題に入ります〜!

「何がしたいかわからない」は普通のこと

先ほども言いましたが、20代という若さで自分のやりたいことが見つかっている人は多くないです。

ここでは、以下の2点について解説します。

・20代でやりたい仕事が見つからないのは普通
・でも、20代のうちに見つけておくべき

20代でやりたい仕事が見つからないのは普通

「新卒で入社した会社が天職だった!」なんて言っている人は、あなたの周りにいますか。

多くの人は「こんな仕事がしたかったわけじゃないのに」と思っているはずです。

でも、「労働条件はそこそこいいから、転職までしようとは思わない」と言う人が大半だったり。

下の表を見てもわかるように、30歳や40歳になっても自分のやりたい仕事がわかっていない人は割といます。

就職氷河期世代(40代前後)の転職における課題・不満

(出典:Indeed Japan

上記は2021年時点で年齢が40代前後の方にとったアンケート結果です。

調査結果によると、

やりたい仕事が見つからない…29.3%
どんな仕事が自分に合うのかわからない…27.4%

という結果です。

これらは、少しニュアンスは異なりますが今回のテーマである「何がしたいかわからない」とほぼ同じ意味合いと言ってもいいのではないでしょうか。

40代前後の転職を考えてる人のうち3人に1人は「何がしたいかわからない」ということになります。

つまり、仕事で何がしたいかわからないと悩むのは特別なことではないんです!

20代のうちにやりたい仕事を見つけておく

とは言うものの、年を重ねるほど未経験の業界職種への転職は格段にむずかしくなります。

なぜなら、会社は30代の人材には即戦力を期待しているから。

そのため、自分のやりたい仕事を探すのは20代の若い時しかないです。

さらに、30歳を過ぎると家庭を持ち始める人も増えてくるので、自分のやりたい仕事にこだわる余裕がなってきます。

このままだとダラダラ歳をとって、やりたくない仕事をするしかない30代、40代へとなってしまいます。

じゃあ、どうやったらやりたいことが見つかるのでしょうか。

「何がしたいかわからない」6つの原因

次に、どんな仕事がしたいのかわからない原因について解説します。

やりたいことが見つからず、何をすればいいかわからないのは、どうしてでしょうか?

考えられる原因をいくつか挙げています。

・自分を見つめ直す時間をとっていないから
・他の仕事の表面的な部分に目移りするから
・やりたいことのハードルが高すぎるから
・人と自分を比べてしまうから
・一人で悩みすぎているから
・自分の強みや得意なことをわかってないから

どうしてやりたいことが見つからないの?

あなたも今の自分の状態と照らし合わせてみてください。

自分を見つめ直す時間をとっていないから

やりたいことが見つからないのは、いまの自分、そして将来の自分を考える時間が取れていないせいかもしれません。

日々の仕事や家事に追われて、自分の心境や環境の変化に気づかない状況になっていませんか。

そのような状態で自分が何をしたいのかを考えても、なかなか答えを見つけられないでしょう。

一度、自分のことをじっくり考える時間を作ることが大切です。

いわゆる自己分析とかこれまでしてきたことを振り返るには時間が必要ですよ。

他の仕事の表面的な部分に目移りするから

○○の仕事めっちゃいいじゃん。楽しそうだし。うらやまし〜。

さまざまな仕事のいい面だけをみて、目移りしていませんか。

入社したばかりの頃は、ただひたすら目の前の仕事を黙々とこなすことができました。

業務のの違いだったり、他にどんな仕事があるのかを知らないからです。

でも、経験していくうちに「良さそうな仕事」「楽しそうな仕事」と思えるものが増えていき、「本当は何をしたいのか」悩むようになっていきます。

同い年の友達の話を聞いていると、自分よりいい部分を見てしまって羨ましく思ってしまいます。

ただ、隣の芝は青く見えるように他の仕事の「いい面」だけを見て羨ましく思ってしまいます。

「本当にやりたいことか」を判断するためには、気になる業界や職種をさらに知ることが大切です。

やりたいことのハードルが高すぎるから

そもそも「やりたいこと」のハードルを上げすぎていませんか。

年齢や時間、お金、環境などの条件が厳しい、気軽に始められないことを目指していませんか。

やりたいことがすぐに実現できない場合は、ゴールから逆算して簡単な目標から始められないかを考えることをおすすめします。

たとえば、年収500万円の人がいきなり年収1000万円を実現するのはむずかしいですが、年収の上がり幅が大きい会社に転職して、スキルも積むことができれば5年後には目標の年収を実現できるかもしれません。

飲食店の接客業をしてきた人がハイブランドの化粧品の企画をやってみたいな〜と思っても、その商品のできる工程や商品そのものについて知らないといけません。

そしたら、まずは商品販売できる営業職について、これまでの接客経験を活かしつつ、マーケティング分野にも挑戦させてもらえそうな会社を見つけることです。

ちょっとずつ近づいていかないといけません。

短期間でやりたいことを実現できるものではないんです。

まずは叶いそうなことを見つけましょう。

無理せず、コツコツ成長していくことが大事。

人と自分を比べてしまうから

自分の気になる分野でも、周囲の目を気にして断念するケースがあります。

あるいは人と自分を比べすぎて、劣等感からやりたいことを断念する人もいるでしょう。

また、最近ではSNSやYouTubeが普及し、自分のやりたいことをやっている友人や、キラキラした生活をしている人を見ることが多くなりました。

同時に、私たち自身の身の回りにも、やりたいことを実現できる環境が増えているように感じます。

このように選択肢が多すぎるのも「本当は何がしたいんだろう」と迷いにつながります。

周りに影響されて、本当にやりたいことを見失っていませんか。

他人は他人です。

人と比較してではなく自分がやりたいことのみに絞ってみましょう。

一つの分野を極めれば、誰だってすごい人になれるんですから。

一人で悩みすぎているから

やりたいことを考えるとき、自分だけで悩んでしまっていませんか?

あなたのやりたいことを見出せるのは、周りの人の中にもいるかもしれません。

例えば家族や友人に今の気持ちを相談してみましょう。

そうすることで、やりたいことを見つけるための助言をもらえるかもしれません。

それに、自分の考えを人に話せば、頭の中を整理できるよ!

自分の強みや得意なことをわかってないから

自分の強みや得意なことを自身でわかっていない人は、なかなかやりたいことが見つかりません。

「自分がしたい仕事が見つからない」のは、

・自分がどんな仕事なら夢中で取り組めるか
・どんなことなら他の人より継続して努力できるか

が分からないということです。

つまり、自分ができることはやりたい仕事の選択肢になり得るんです。

しかし、自分自身がわかっていないとその選択肢すらわからないと言うことになりますね。

「人に喜んでもらえるなら丁寧な仕事ができる」「他の人より仕事が早い」「細かい手作業が得意」など、そういった些細なことでも、他の人にしてみればすごいことだったりするんです。

「何がしたいかわからない」7つの解決策

やりたい仕事が見つからないときの解決策を教えます。

以下に紹介する方法をおこなったうえで、やりたい仕事やできる仕事を紙に書き出してみてください。

・なぜ転職したいのか改めて考える
・業界や職種を調べて選択肢を増やす
・自分を定期的に見直す
・自分の強みからできる仕事を探す
・身につけたいスキルから選択肢をつくる
・嫌なことややりたくないことを選択から消す
・求人情報を見る機会を増やす

やりたいことを見つける方法

どんなに些細なことでもかまいません。

自分の考えをアウトプットし続けることで、心の底からやりたいことが見えてきます。

それでは、順番にみていきます。

なぜ転職したいのか改めて考える

「なぜ転職したいと思ったか」をしっかり考えることで、やりたい仕事が見つかる場合があります。

今の仕事がつまらないと思ってる方は「なぜつまらないのか」を、今の仕事がつらいと感じている方は「具体的に何がつらいのか」を考えてみましょう。

出てきた答えに対し、さらに深掘りすることで、転職理由やりたい仕事が見えてくる可能性があります。

たとえば、今の仕事がつまらない理由が「日々の刺激が少ないから」なのであれば、臨機応変な対応が求められる、ルーティンワークの少ない仕事を探してみるといいかもしれません。

もっと言えば、刺激にもいろいろあって「海外に行きたい」「大きなビジネスに関わりたい」「毎日人と話すような仕事がしたい」などもっと深掘りできます。

また、「適切な評価や報酬がもらえないから」という理由であれば、仕事内容ではなく人事評価制度やインセンティブに注目して転職先を探すべきであることが分かります。

20代であれば「今の業界に全く興味がもてない」という方も中にはいらっしゃるでしょう。

じゃあ、「どんな業界に興味があるのか?」を考えていかないといけませんよね。

このように「なんで?」を丁寧に掘り下げることが超重要です。

結局のところ、何がしたいかを見つけるためには、あなたのより深い部分を自分で分析していかないとわからないんです。

困ったときは友人や家族、プロに頼る

自分一人では「なんで?」を深掘りしていくのがむずかしいという人は、友人に「転職したいこと」「仕事の悩み」を相談してみるといいでしょう。

「なんでそう思ったのか」を話すいい機会になるからです。

話す相手がいなければ、転職エージェントに相談することもおすすめです。

あなたの考えや経歴、スキルを踏まえて、今後のキャリアプランを提案してくれるので、自分では思いつかなかった仕事にたどり着けるかもしれません。

客観的な視点を取り入れつつ進めていけば、徐々にやりたい仕事が見えてくるはずです。

20代のおすすめ転職エージェントはこちら。

業界や職種を調べて選択肢を増やす

実際にやってみたい仕事に就くためには、どんな働き方をしてどんな生活を送ることになるのかイメージする必要があります。

イメージができていないと、会社に入ってからミスマッチに気づき、後悔してしまったり、時間の無駄になってしまいます。

そうならないためには、業界・職種研究が大切になります。

知名度が高い会社を手当たり次第で探しても、やりたい仕事は見つかりませんよ。

また、「合わなそう」「得意じゃない」と、先入観だけで候補から外してしまうのもチャンスを逃すことになりかねません。

たとえば、「営業職は家に訪問しないといけないしノルマが課せられる」なんて偏見で職種を選んでませんか。

自分の思い込みや今ある知識の中だけで判断して、視野を狭めていないでしょうか?

まずは視野を広く持って、どのような業界や職種があるかを調べてみること。

イメージだけにとらわれず、世の中にあるさまざまな仕事を知ることが大きな一歩になります。

興味のある仕事について

・何に魅力を感じているのか
・その仕事の困難な一面は何か
・今の自分でもできそうか
・稼げる業界職種か

といったさまざまな観点から、自分のしたい仕事の選択肢になるのか考えましょう。

自分を定期的に見つめ直す

定期的に「自己分析」をしていますか?

「自己分析」というとハードルが高く感じられるかもしれませんが、自分が普段仕事に抱いている不満やうれしかったこと、得意なこと、大切にしていることを考えてみましょう。

「学生時代に自己分析を終えた!」という人も、考えは徐々に変わっていくものです。

社会人になって仕事ができるようになった今、どんな働き方が自分に合っているのかがわかるはずです。

たとえば、黙々と事務処理するのが得意なのか、コミュニケーションを取りながら仕事を進めるのが好きなのか、企画や開発など新しいことにチャレンジする環境で働くことが好きなのか……。

人それぞれ得意不得意があるんです。

ふとした時間でもいいので、「何がしたいんだろう」って考えをアップデートしていくといいでしょう。

自分の強みからできる仕事を見つける

「好きなこと」「やりたいこと」が思い浮かばないという人は、日ごろの業務で得意なことや仕事中の気持ちを探ってみましょう。

「やりたい仕事を見つけること」だけに気を取られず、「できること」「苦ではないこと」がやりたい仕事につながる可能性も大いにあることも忘れないでください。

たとえば、

・誰からも何も言われてないのに継続できた
・話するのが好きで誰とでも仲良くなれる
・人より文章を読むのが得意だ

このようなことがあなたの強みになるんです。

その強みからどのような仕事なら自分が合いそうかを見つけてみましょう。

 

そんなこと言われても、得意なことなんて思い浮かばない……。

そうなんです。自分の強みは客観的にわかりにくいものなんです。

そんな時にはこのようなツールを頼ってみるのもいいかもしれません。



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身につけたいスキルから選択肢をつくる

転職を考えている人の中には、「一生働ける会社を探さなければ」と慎重になりすぎて、なかなか踏みだせない人がいます。

しかし、自分が「一生この会社、この仕事で働くんだ!」と決意して入社しても、景気や経営状況によって数年後にはまったく違う事業を展開する会社になっていたり、異動によって別の業務に飛ばされることもあります。

もしかすると、会社が倒産するかもしれません。

そうなっても困らないよう、「自分が身につけたい役立つスキルは何か」を軸に転職活動するのも1つの選択です。

嫌なことややりたくないことを選択から消す

この記事を読んでいる人。「やりたい仕事を見つけたい」と考えているあなたは、人生を後悔したくないから行動に起こそうとしているんだと思います。

「やりたいことをして後悔がない人生を送りたい」と思うなら、あなたの人生から嫌いな選択肢を除くべきです。

なぜなら、後悔する原因の大半は嫌いなことを我慢している状況になっているからです。

やりたいことが見つからずに悩んでいる人は、苦手なことや嫌いなことをなるべく減らせるように、会社選びするといいでしょう。

もちろん仕事だからしんどいこともありますが、「これだけはしたくない」ことがあるなら、今ある選択肢から外すようにしてみましょう。

求人情報を見る機会を増やす

転職サイトや転職エージェントに登録して、いろいろな業界の求人情報を知るだけでも、やりたいことや興味のあることを見つけるきっかけになるでしょう。

自己理解が深まっていない状態では「知っている会社だから」「条件がよいから」「興味のある商品だから」と、表面的な情報で会社を選んでしまいます。

なので、これまで紹介したことを踏まえつつ、情報収集しながら丁寧に会社を調べていくことをおすすめします。

その上で、興味が持てる求人があれば、応募してみればいいんです。

「何がしたいか」を考えるときの注意点

「何がしたいか」という観点で仕事を探すのは良いことですが、それだけに注目し過ぎてしまうと重要な点を見落としてしまう恐れがあります。

せっかくやりたい仕事に就職できたのに、また転職を繰り返してしまうことがないよう、以下に気をつけてください。

・長期的に働ける会社か
・趣味を仕事にするのは危険

長期的に働ける会社か

目先の「やりたい仕事かどうか」という観点だけでなく、長期的に見て「将来なりたい自分になれるか」という観点も転職先選びには重要です。

・労働条件には問題がないか
・年休や育休をとれる会社か
・女性の方は女性が活躍できる職場か

といった労働条件も把握しておきましょう。

やりたいことができる会社に転職しても、他の労働条件が悪かったり、平均5年で退職してしまう激務なベンチャーもあるので、長期的に働けそうかも考えましょう。

将来をイメージして、制度や職場情報を口コミサイトやHPを使って調べておくのが良いでしょう。

「長く働き続けられる環境か」を忘れずに確認しましょう。

趣味を仕事にするのは危険!?

好きなことを仕事にできるのは幸せなことですが、一方で「仕事にしたことで嫌いになってしまった」という例も少なくありません。

いくら好きなことでも仕事にすれば、良いことばかりではなく、厳しいことや苦労することも出てきます。

そういった場面に直面した際に「プロ」として業務をやり遂げられなければ、好きなことを仕事にするのは難しいでしょう。

あくまでも趣味や遊びの範囲で好きなことを楽しみたいという方は、仕事の選び方を見直すことをおすすめします。

好きなことを仕事にすると決めた方は、プロとして報酬を得るためにどんな局面でも乗り越える覚悟が必要ですよ。

深く悩まずやってみることが大切

ここまで、細かく解説してきましたが、結局のところ「何をすればいいかわからない」ときは、まず何でもいいから行動してみることをおすすめします。

なぜなら悩みすぎても答えが出ないことも多いからです。

調べることも、書き出すことも、転職活動することも、正直めんどくさいですよね。

しかし、現状を変えるためには自分が動くしかありません。

うまくいかなかったり失敗しても気にしすぎず、どんどん挑戦してみましょう。

転職はリスクがありますが、転職活動すること自体はリスクはゼロですから!

挑戦や失敗を繰り返すうちに、自分の考えが整理できて、本当にやりたいことが見つかる可能性があります。

20代にはまだまだ先があるんです。

今回紹介したことをヒントに、長い人生の中で時間をかけて、やりたいことを見つけていきましょう。

では、また!

自分に合う仕事を探そう!

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