
転職で失敗や後悔しないためには、どうすればいいの?
公務員から転職する時に後悔しないためには?
転職の軸の決め方を教えて。
転職で何を優先して会社を選べばいいの?
こんにちは、みに丸です。
上記のような悩みを抱えていませんか。
この記事を読まれている方は、公務員を辞めることや転職に悩んでいたり、後悔しないか不安に感じている方だと思います。
以前、「公務員から民間転職することはもったいないのか?」について解説したことがあるのですが、本当に後悔しないか不安に思ってる方はとても多いです。
この記事では、県庁と国家公務員を経て民間転職経験のある私が、“転職で後悔しない方法”について解説していきます。
タイトルにもあるように、「転職の軸」を決めることが転職で失敗や後悔を防ぐうえで大切になります。
転職の軸を決めることは「あなたが今回の転職で絶対に叶えたいことを決める」ということです。
転職の軸を決めていないと、転職先に何を求めるかが明確になっていないため、面接で失敗したり、入社後に同じような不満を持ってしまいます。
・転職の軸の作り方と手順
それでは、最後まで読んで、後悔のない転職を一緒に目指しましょうね!
転職の軸を作る重要性
転職の軸は、「自分自身がいま転職しなければならない、転職以外は譲れないという強い想いを相手に説明できるようにするための軸」のことです。
先述したように、転職の軸を決めることは「自分が今回の転職で絶対に叶えたいことを決めること」です。
つまり、転職の軸がないと、あなたが転職で目指していることがブレブレになってしまい、面接でしっかりした転職理由が言えなくなってしまいます。
入社できても会社に不満をもってしまう要因になるでしょう。
2. 入社後に後悔しない転職をする
1.の内定をもらえるよう、面接で答えるための転職理由や志望動機の作り方については以下の記事で解説しているので、読んでみてください。

面接では転職理由と志望動機の一貫性が大事なんだよね!
これから、2.を実現するために「入社後に後悔しないための転職の軸の作り方」を解説します。
後悔しない転職の軸の作り方
転職の軸を決める重要性がわかったところで、実際にどうやって作っていけばいいのかについて説明します。
以下の手順を踏むことで、簡単に決めることができますよ。
2. 転職理由を条件に変換
3. 優先順位をつけて線引きする
4. 今の会社では叶わないのか確認
5. 本音と建前を混同しない
1. 転職理由(本音)を明確にする
まずは、公務員をやめて転職したいという本音ベースで理由を考えてみましょう。
- 残業が多すぎて、耐えられないから
- 年収をもっとUPさせたいから
- 民間で働いて、自分を成長させたいから
- もっとやりがいのある仕事がしたいから
- 上司のパワハラがきついから
もちろん、人によってそれぞれ違います。
まずは、自分が思いつく限り書き出してみましょう。
2. 転職理由を条件に変換
次に、転職理由から求める条件に変換しましょう。
- ライフワークバランスが整った会社
- 年収が今より高い会社
- あなたが成長できると思える会社
- あなたにとって興味がある会社
- 在宅ワークが多くて家事をできそうな会社
上記のように会社に求める条件に変換しましょう。
それが、高年収を目指すのでも大手というブランドを求めるのであっても、いいんです。
あくまで、あなたがこうなりたいという本音の部分ですから。
3. 優先順位をつけて線引き
パッと、思いつくだけでも4、5個くらい思いつきましたよね。
先に言っておきますが、あなたの夢が全部叶う完璧な会社は中々ないです。
今より上位互換な職場があれば、いいんですけどね……。
だからこそ、優先順位をつけてどうしても譲れないことと妥協できることをはっきり線引きしておきましょう。

〜の仕事がしたくて、「年収アップ」と「立地」は絶対に譲れないけど、「残業」はもう少し増えても問題ないし「安定」も捨てても大丈夫。
そうすれば、自分の中で譲れない転職の軸ができます。
転職で譲れない軸は3つほどあっても大丈夫です。
多すぎると会社が見つからなくなってしまうので、その場合は減らすといいでしょう。
4. 今の会社では叶わないのか確認
転職の軸ができたら、本当に転職しないとあなたの叶えたい願いは叶わないのか、今一度確認してみましょう。
「パワハラのない会社に転職すること」があなたの一番の優先事項である場合、人事担当に相談することで、異動できるかもしれません。
まずは、職場内でどうにか解決できるのであれば、解決策を見出すことを優先した方がストレスが少ないですよ。
5. 本音と建前を混同しない
最後に、その「転職の軸」がなぜ自分にとって大切なのか言えるようにしておきましょう。
面接では、答えたことに対して、どうして?なぜ?と深掘りしてくる質問をしてくることでしょう。
そのため、しっかりと想いを伝えられるように整理しておく必要があります。
でも、本音と建前はうまく使い分ける必要があります。

なぜ公務員を辞めようと思ったの?
ネガティブな回答が出そうな場面ですよね。
会社を転職する際、公務員の嫌な部分を改善したい場合が多いです。
だからといって、面接での転職理由を聞かれた際に、「ライフワークバランスが取れているから」「給料が上がるから」「仕事がつまらないから」と言った本音を伝えないようにしましょう。
転職の動機はそうだったとしても、同じような給料で同じような労働時間の会社が数ある中、その会社を選んだ理由が何かあるはずです。
企業にとってポジティブな回答にしましょう。
たとえば、私の場合。
私の本音として、「今の仕事にやりがいを感じない」と考えていました。
(もちろん、公務員の仕事は立派な仕事で仕事そのものを否定している訳ではありませんからね!)
ただ、私が「なんでやりがいを感じないのか?」を深掘りした時に、「もっと現場に近いところで利益を追求できる仕事をしたいから」だと感じたんです。
この想いを転職理由として、上記のように伝えました。
まとめ
今回は、「転職の軸の作り方」を解説しました。
転職であなたが絶対に叶えたい軸
・入社後も後悔しないで済む
2. 転職理由を条件に変換
3. 優先順位をつけて線引きする
4. 今の会社では叶わないのか確認
5. 本音と建前を混同しない
いかがでしたでしょうか。
転職の軸をしっかり決めれば、会社を見つけやすくなりますし、その後の書類選考や面接でも、あなたが入りたい会社に入社したい動機を伝えることができますよ。
以下では、転職の面接で聞かれることを網羅しているので、こちらも参考にして見てください♪
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