【転職戦略】難しい?公務員から民間への転職を成功させる7つのコツ

公務員から転職

公務員から民間企業への転職に成功するポイントを教えて!

公務員からの転職で失敗して後悔したくない。
公務員から転職で成功するコツを教えて。
公務員から転職って他と何が違うの?

こんにちは、みに丸です。
公務員の方で転職活動を始めて、上記のような悩みを抱えていませんか?

私は県庁と国家公務員を経験し、民間へ転職した経験があります。
今回は元公務員の私が、「公務員が民間企業の転職を成功させるコツ」について、解説していきます。

まず、始めにお伝えしとかなくてはいけないことが、公務員から民間企業への転職は厳しいということです。なぜなら、

・公務員と利益を重視する民間企業とでは働き方が違うから
・民間で通用する専門性が公務員では身につきにくいから
・公務員は働き方がぬるいと思われているから

などの理由が挙げられるからです。

もちろん、民間企業で本気で仕事をしたいという志望動機や活かせる経験やスキルを伝えることができれば、十分にキャリアアップできます。

この記事を読むと

・公務員の転職が難しい理由を正しく理解する
・失敗しやすい特徴を回避する
・成功するコツをしっかりおさえる

以上のことができるようになるはずなので、転職成功につなげることができるでしょう。

公務員の転職に焦点を当てて書いていますので、是非最後まで読んで役立てていただけると幸いです。
それでは、本題に入ります。

公務員から転職は難しい!失敗しやすい人の特徴

失敗しやすい人の特徴として以下の3つがあります。

仕事や利益に対する考えが甘い
公務員をとりあえず辞めたい
専門性を身につけていない

それぞれについて解説します。

仕事や利益に対する考えが甘い

民間企業の担当者の中には、「公務員は仕事や利益への意識が弱い」と感じる人がいることを認識しておきましょう。

行政サービスを提供する目的としている公務員と利益を追求する民間企業とでは、仕事の向き合い方がそもそも違います。

採用担当者の中には

「ぬるい環境でこれまで働いてきたのでは?」
「利益を追求する感覚が鈍いのでは?」
「仕事のスピード感についていけないのでは?」

と、思う人もいるかもしれません。

公務員はルールの構造上、リストラがないため、仕事ができなくとも税金から給与を支払われ、さらに手厚い福利厚生があるので、簡単な仕事だと思う人もいるようです。

実際のところ、仕事をほとんどせず、残業を一切断ってもクビになることはなく、一定数そういった職員がちらほら居ますよね……。

そのため、利益をあげないと倒産するシビアな世界で働く民間企業にとって、仕事への意識が弱いと感じても仕方ないかもしれません。

公務員をとりあえず辞めたい

転職で失敗しやすい人の特徴として、転職理由がぼんやりとしかイメージできていないことが挙げられます。

特に、公務員から転職する人の転職理由に多いのが「公務員を辞めたいから民間企業に転職したい」です。
しかし、これだけだと転職理由として抽象的すぎます。

「どうして、民間なの?」
「当社じゃないと叶えられない事なの?」
「転職わざわざしなくていいんじゃないの?」

と、面接官が質問を深掘りした時に、あなたは答えることができますか?

まずは、今の職場にどのような不満があるのかを明確にした上で、本当に転職しないと叶えられないことなのか考える必要があります。

民間企業で活かせる専門性がない

公務員の弱点と言えるのが専門性を身につけにくいことです。

公務員にも技術職(建築職や土木職など)では専門性がある仕事ができるのですが、「民間企業ですぐ役に立つ専門性」という観点では専門性を持たない人が多いのではないでしょうか。

業務で関わった法律に関する業界を転職できるのであれば、これまでの経験を活かせる転職先を選ぶことをおすすめします。

しかし、専門知識をそのまま活かすことは難しい場合もあるでしょう。そのため、公務員から民間企業への転職は「未経験転職」と変わらないことになってしまうのです。

公務員として働いてきた経験から自分の強みを把握しておくことが重要ですね。

公務員から民間への転職を成功させる7つのコツ

上記で説明してきた失敗する特徴を踏まえて、転職活動で成功するコツを紹介します。

・なるべく早く転職活動を始める
・転職活動の計画をしっかり立てる
・公務員の経験・スキルを活かす
・転職理由は公務員特有か
・民間企業が公務員をどう見ているか把握する
・企業選びは徐々に理想に近づける
・公務員を下げる発言をしない

なるべく早く転職活動を始める

とにかく若いうちに。1歳でも若い方が転職には有利です。

極端な話、転職活動できる環境であれば、今から始めることをおすすめします。
転職活動するだけなら、リスクはないので安心してください。

というのも、民間企業は出来るだけ若い人材を採用したいと考えています。出来るだけ若い間に人材を育成して自社の会社の即戦力になってもらうことを採用側は考えています。

そのため、30代後半になってくると専門性やマネジメント力が求められるため、公務員にとって転職の難易度が上がってしまいます。

新しい業界にチャレンジしたいのであれば、20代の早い時期の転職をおすすめします。

転職活動の計画をしっかり立てる

転職活動を始める際にはしっかりと計画を立てましょう。

通常、転職活動は仕事との両立になります。公務員の場合は、年度末の退職に向けて転職活動すると、円満退職して転職できるかと思います。

そのためには、どのような流れで転職活動を始めればいいのかを考え、効率的に情報収集していく必要があります。

いきなり、企業に選考を申し込んでも転職のタイミングが合わず、入社できない可能性があります。

まずは、こちらの記事で『転職活動のスケジュール』を読んで、全体像を把握してみてはいかがでしょうか。

公務員の経験・スキルを活かす

公務員に限ったことではありませんが、「公務員の経験・スキルを活かす」ことが転職成功率をグッと高めます。

例えば、国家公務員は「社会に貢献したい」という想いが強い方が多く、

・企業や自治体の課題を解決する
・社会を発展させる
・法律や政策を整備する

といったお仕事をされていることかと思います。このように公務員として経験してきたことを「棚卸し」して、その中から

・成果を挙げ、試行錯誤した経験
・自分が得意だと思うこと
・取り組んでいて面白みややりがいを感じたこと

などをピックアップして書き出しましょう。

その経験をさらに掘り下げ、

・どのように目標・計画を立て
・どんな行動を起こし
・どんな工夫を凝らし
・どんな成果を挙げたか

を整理してみましょう。

さらに、公務員には「民間にない強み」があります。

これまでの担当してきた業務内容の違いや個人差はあるかと思いますが、おおよそ以下について当てはまるのではないでしょうか。

・事業者や自治体との調整力
・情況把握力
・読解力と説明力

調整力

公務員の業務は「他の担当係とのやりとり」や「事業者との委託」、「自治体への指導」など、多くの関係者を巻き込んできたことかと思います。

そのため、調整に苦慮した経験が皆さんにもあるんじゃないでしょうか。

そのような多くの関係者との調整の経験は、民間企業の仕事で活かせるスキルであり、公務員の強みとして認識しておきましょう。

情況把握力

「情況把握力」とは、自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力のことです。

公務員の仕事は幅広く、異動も多いため業務委託や、住民への対応、自治体との協議、局長への説明などで情況把握力は培われます。

そして、上司や同僚と協力しながら働いてきたことかと思います。
この経験は、民間企業においても、営業や他の関係者と仕事をする際にも活かせると考えられます。

周囲に配慮して行動した経験や業務を改善するために工夫したことなどをアピールしていきましょう。

正しく読み解き説明する力

公務員の仕事には、多くの法律や政令、要綱などをベースに、正確に業務を行います。そのため、法令をしっかり読み込み、議員や事業者、住民へ分かり易く説明できる力が必要とされます。

丁寧に分かりやすく説明するために、何度も読んだり、上司に確認してきた経験があることでしょう。

そのため、日々の業務で読解力や説明力は鍛えられており、民間企業でも活かせるはずです。

転職理由は公務員特有か

転職理由が公務員特有のものかしっかり考えましょう。

なぜなら、転職先でも同じ悩みを再び抱えてしまうリスクがあるからです。

公務員の方なら共感が得られるかと思うのですが、「公務員の就職理由」

・社会に貢献する仕事をしたい
・安定していて福利厚生が整っている
・ホワイトで、仕事が楽そう

という理由で多くの人が志望しているようです。

しかしながら、「公務員から民間への転職理由」

・やりがいを感じられない
・成果を出しても年功序列で昇格できない
・保守的な雰囲気になじめない

といったことを理由にする人が多いです。
(私を含め、周りはそういう人が多かったです。)

これから転職を検討される方は、今の職場の不満が本当に公務員特有のものかをしっかり考えましょう。

例えば、

 今の職場が激務だから

だと、公務員をやめないで、異動の交渉するなど、他に選択肢を探した方が後悔しない可能性が高いです。

「今抱えている問題(悩み・不満)が自分の職場だけの問題なのか」それとも「転職することで解決できるのか」をしっかり見極める事が重要です。

さらに、「○○の仕事をしたいから○○の業界・職種へ転職したい」と具体的な会社までイメージできると説得力のある転職理由・志望動機になります。

「公務員が嫌だから民間へ転職したい」という人ほど、気持ちが先行してしまいますが、自分のやりたい仕事まで書けると良いですね◎

民間が公務員をどう見ているか把握する

民間企業が公務員のことをどう思っているのか知りましょう!

先ほどもお話しましたが、公務員は仕事や利益への意識が低く、専門性がないと思われることが転職での不利な点になります。

「利益を出すことに意識が弱い」

利益を出すことを優先する民間企業にとって、「公務員は利益を出す意識が弱い」という印象を持たれている場合が多いです。

このように思われているからこそ、「数字に強い」ことを意識して、アピールすることが大切になります。

例えば、職務経歴書で実績欄に具体的な数字を意識して記載したり、苦労した経験に案件数や事業の金額がどう変化したかを盛り込むなどの工夫をすることで、他の選考者と差をつけることができます。

仕事の効率が悪そう

民間企業の公務員のイメージは役所の窓口の仕事をイメージすることが多いです。
そのため、仕事環境が未だにアナログでIT化が進んでいなかったり、テレワークや最新のソフトなどのシステムについていけない・要領が悪いといったイメージを持たれている可能性があります。

さらに、企業によっては納期が絶対の会社もあるため、手続きに時間をかける公務員では民間の仕事のスピード感についていけないと思われている可能性があります。

そのため、これまで業務でどのような苦労をして、どのように仕事を工夫して成果を出してきたかを説明し、対応力が高いことをアピールしていきましょう。

「専門的なスキルを持っていない」

公務員は2、3年で部署移動があるため、「専門的なスキルや強みを持っていないのではないか」と思われる事が多いです。

20代若手にとっては、これは公務員特有の転職理由として逆手に取ることができます。

例えば転職理由として、

「将来、私は専門性を身につけてキャリアを伸ばしていきたいと考えているが、異動の多い公務員では難しいと考え転職活動を始めた」

と、伝えると説得力がありますよね。

このようにマイナスに捉えず、面接で転職理由として伝えることができます。
(本番では、さらに自分のなりたい職種や専門的な分野を盛り込んで、もっと掘り下げた転職理由にしましょう)

企業選びは徐々に理想に近づける

転職は環境を大きく変えてしまうため、極端に理想の職場に近づけると、公務員とのギャップが大きすぎてミスマッチしてしまうことがあります。

例えば、公務員から転職して自分の能力を高めたいと思い、ベンチャー企業への転職を目指そうとすると、職場環境のギャップについていけなくなる可能性が高いです。

なぜなら、ベンチャー企業の多くはルールがなく、福利厚生が整っていないため、これまでルールに守られてきた公務員とギャップが大きすぎるからです。

こういったミスマッチを防ぐためにも、職場環境は徐々に慣らしていく必要があります。
今回の例だと、ある程度大きくなっている中規模の起業を選んで、2・3年経験してからベンチャー企業に転職を検討するといったように徐々にキャリア形成していくと、ミスマッチが起きにくくなるでしょう。

私は大手企業を志望しましたが、ルールがしっかり整っていることや年功序列で守られていることが公務員に近い雰囲気を感じたからでした。

「自分の理想の企業」と「自分に合う企業」は違うこともあります。間を選ぶと、ミスマッチを減らす事ができますね。

公務員を下げる発言をしない

公務員を下げるネガティブな発言は、面接官にいい印象を与えないです。

不満や悩みがあるから転職するのですが、マイナス面をそのまま伝えると

・うちの会社でも同じように不満を言われそう
・自分に悪いところはなかったのかな
・この人は物事をネガティブに捉えてしまいがちだ

と思われてしまいます。

そのため、批判的な発言を避け、ポジティブな発言を心がけましょう。
意識するだけで防ぐことができますよ!

ポジティブな人の方がネガティブな人より印象いいよね!

公務員からの転職を成功させる世代別ポイント

公務員から転職するコツは活かせる経験やスキルをアピールすることです。
活かせることが異なってきますので、世代ごとにポイントを紹介します。

・20代の転職は若さが武器
・30代は公務員の強みをアピール
・40代はマネジメント経験をアピール

それぞれについて解説します。

20代の転職は若さが武器

20代で公務員から転職する方は、まだ若いため将来性を期待され採用してくれる可能性が高いです。(いわゆるポテンシャル採用)

特に、20代は未経験の業界に転職する最後のチャンスでもあります。
ですので、20代の方で公務員から転職したいのであれば、いち早く若いうちに行動しましょう。

また、ある程度経験を積めば、仕事ができるようになるので、自分がしてきた業務経験を活かしてアピールすることができるでしょう。

30代は公務員の強みをアピール

30代で転職する方は、これまでの業務経験を活かし、調整力や状況把握力、法令の読解力や説明力をアピールするようにしましょう。

民間企業よりも行政間や部署間、事業者との調整力は公務員の方が長けていると判断されやすいです。

また、法律を正しく読み解く力や日本の情勢や政策について詳しいこともアピールにつながります。

転職先の求めている人物像に合わせて、自分の強みをアピールしましょう。

40代はマネジメント経験をアピール

40代で転職する方はマネジメント経験をアピールするようにしましょう。
公務員の場合40代であれば、課長代理(係長)や管理職の役職に就かれている方も多いかと思います。

・部下職員を動かすためにこんな努力をした
・大きな事業の責任者として務めた

など、職員や事業のマネジメントについて伝えることで、高評価をもらうことができるでしょう。

40代は、管理職としての能力を求められることとなります。

まとめ

今回は、「公務員から民間への転職を成功させるコツ」について解説しました。

「公務員から転職を失敗する人の特徴」
・仕事や利益に対する考えが甘い
・転職理由がぼんやりしている
・専門性を身につけていない

「公務員から民間転職を成功させる7つのコツ」
・なるべく早く転職活動を始める
・転職活動の計画をしっかり立てる
・公務員の経験・スキルを活かす
・転職理由は公務員特有か
・民間が公務員をどう見ているか把握する
・企業選びは徐々に理想に近づける
・公務員を下げる発言をしない

「公務員から転職を成功させる世代別ポイント」
・20代の転職は若さが武器
・30代は公務員の強みをアピール
・40代はマネジメント経験をアピール

若いうちに公務員から民間へ転職を成功させ、ぜひ今後のキャリアアップに役立ててください♪

まだ読まれていなければ、こちらの記事を読んで転職活動を始めることをおすすめします。

また、転職全般で失敗しないポイントをおさえた、こちらの記事も参考にしてみてください。

では、また!

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