
公務員を辞めたいけど、もったいないかな〜?
公務員の仕事が退屈だけど、辞めるまでいかない
安定の公務員から転職なんてもったいない?
辞めたいと思うけど、皆んなから引きとめられる
こんにちは!元国家公務員のみに丸です。
公務員を辞めたいと思う人は多いです。
でも、公務員を辞めるのはもったいないのでは?って思ってしまいますよね。
今回は、公務員を辞めて民間へ転職しようか悩んでいる方に向けて解説していきます。
私は県庁に就職し、国家公務員へ出向後、大手民間に転職した経験があります。
私の経験を踏まえて書いてますので、ぜひ参考にしてください。
それでは本題に入ります。
公務員を辞めて民間へ転職する5つのメリット
公務員を辞めることはもったいないと世間的には言われています。
「もったいない」の捉え方は人それぞれかもしれませんが、この記事では以下のようになったらもったいないと考えることにしましょう。
果たして、あなたにとって公務員を辞めるデメリットの方が大きいのでしょうか。
読んでみて、比較してみましょう。
まずは民間へ転職するメリットについて解説します!
・頑張り次第で年収が増える
・仕事以外に副業することができる
・公務員の視点を仕事で活かせる
・様々な働き方を選べる
やりがいのある仕事が見つかる
民間企業は利益を追求しているため、自分の仕事が成果や報酬など目に見えて結びつく実感が強いです。
公務員よりも自分の裁量が効くため、チャレンジできる幅が広がります。
また、民間企業に勤めることで視野が広がり、他の企業とつながりもできます。
転職先の経験が次に転職活動することがあっても活きてくるでしょう。
頑張り次第で年収が増える
民間企業に転職することで、給料があがる可能性が高いです。
特に、民間の昇給幅は公務員と比べると大きいです。
また、大手企業の場合、公務員よりも生涯年収の高い企業も多いです。

私の場合。当時の年収より2年で150万円ほど高くなったよ!
さらに、自分の売上が給料に反映される(インセンティブのある)会社だと、あなたの頑張り次第で給料が増えます。
民間の会社には、公務員のような年功序列の会社だけじゃない点も、一つの魅力といえるでしょう。
仕事以外に副業することができる
法律で禁止されているため、公務員は副業ができません。
しかし、民間企業では副業ができるため、
『働きながら副業→独立・企業』
という可能性もあります。
さらに、副業がすることで確定申告による、経費等の節税や控除を受けることができるため、より賢くお金を貯めることができます。
民間には副業できる会社も多く、副業禁止の会社であっても違法ではありません。
厚生労働省からも副業を推奨するガイドラインが出ており、国が副業を推奨する時代になってきました。
公務員の経験が次の仕事で活かせる
公務員として働いていた実績や経歴を活かしましょう。
たとえば、法令や規則を正確に読み込んできた経験が活かせたり、日本の社会情勢や政策に詳しいことは元公務員の強みになります。
私も転職活動を通じて「公務員の経験ってこんなところで活かせるんだ」という気づきがありました。
公務員試験では、高い予備校代を払って1年間一生懸命勉強してこられた方も多いと思います。
「公務員を辞めてしまうのは、勉強してきたことが無駄になってしまうからもったいない」と思う方が中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、公務員で学んだことは無駄ではありません。
公務員として、真面目に働いてきたあなたの誠実さや真面目さを採用担当はしっかり見てくれてますよ。
公務員の強みをうまくアピールしましょう。


土木や建築の技術職ならコンサルやゼネコン、ディベロッパーのような会社にも転職できるけど、毎日の業務で携わってきたことが役に立つこともあるよ!
様々な働き方を選べる
公務員はほとんどが紙での決裁文化や古い慣習が残っている職場が多いでしょう。
でも、民間企業であれば時差出勤やリモートワークなど多様な勤務形態が増えてきています。
特に、東京では働き方改革でテレワークや時差出勤できる企業を推奨されています。
今後、都心の企業からどんどん自由度の高い企業が増えてくるでしょう。
結婚や、出産、子育て等自分のライフプランに合わせた働き方が選べます。
公務員を辞める3つのデメリット
次に、公務員を辞めるデメリットについて解説していきます。
ここでは3つが挙げられます。
・社会的信用を失う
・プライベートな時間が減る
安定を捨てることになる
公務員は給料は安定し、リストラのリスクがほぼない上に、福利厚生も整っています。
こうした安定性を失ってしまう可能性はあります。
とは言っても、昔と違って公務員の年収はどんどん下がってきているんです。
公務員の将来性についてまとめた記事が気になる方は読んでみてください。
同い年の民間で働く友人が自分よりも何百万と多く稼いでいるのを目の当たりにし、私はとてもくやしかったです。
福利厚生についても、大手企業だと公務員と変わらない会社も多いし、公務員より良い会社も多くあリますよ。
私は転職した結果、社宅や住宅手当は以前より優遇されました。
こうやって考えると、「公務員の安定」ってクビにならないことだけだったり……。
転職が当たり前の今、自分で稼ぐスキルを身につけることが一番の安定です。
社会的信用を失う
公務員は社会的信用があります。
たとえば、家や車などローンを組む時に公務員はすごく優遇されます。
公務員は安定して収入が入るため、「ローンを返済する能力がある」と信用されているからなんです。
一方で、中小企業に転職したり、フリーランスで活動していると、ローンを組みときなどに苦労することがあるかもしれません。
このように、公務員を辞めることで公務員という肩書きが使えなくなることはあります。
とはいえ、大手企業であれば公務員ほどでないにしろ、社会的信用があります。
私の場合、大手に転職したので特段「社会的信用を捨ててしまった」と感じることありませんでした。
余談ですが、公務員は世間体がいいため親戚の間で褒められたりします。
これも、社会的信用があるからなのかもしれません。
公務員を辞めたいなんて言えば、「もったいない」と引き留められることが多いでしょう。
でも、世間体なんて自分が気にしなければいい話です。
職歴は残りますし、公務員として働いてたキャリアが消えるわけではありません。
プライベートの時間が少なくなる
地方公務員と比べると民間企業は忙しくなる可能性は高いです。
- 国家公務員時、平均残業時間が100時間越え
- 県庁職員時、平均残業時間が10〜20時間程度
転職先が成長真っ只中のベンチャー企業であれば忙しくなるでしょう。
一方で、大手の成熟したホワイト企業であれば地方公務員と変わらない場合もあります。
とはいえ、私は民間に転職して、「公務員より仕事にスピード感があるなぁ」と感じています。
私は公務員時代、
「もっと働いてもいいから、やりがいのある仕事をして年収をUPさせたい」
という思いがありました。
転職する際には、残業時間はある程度事前に知っておくべきかと思います。
公務員からの民間転職が向いている人
ここまで、公務員を辞めて民間へ転職するメリットとデメリットについて解説してきました。
次に、民間への転職が向いている人の特徴について紹介します。
・仕事の専門性を高めたい人
やりがいを持って仕事をしたい人
大きなお金を動かす仕事や自分のしたい仕事につくとやりがいになります。
現状の公務員の業務にやりがいを感じておらず、「新しい仕事に挑戦したい」という方には向いていると言えるでしょう。
公務員でいれば、安定した収入が貰えるため、生活には困りません。
裏返せば、生活のためと割り切って仕事できる人にとっては転職はあまり向かないと思います。
仕事の専門性を高めたい人
公務員の仕事は幅広い分野に関わります。
部署によって異なる法律や事業に携わるため、2・3年毎に異なる課に配属されます。
事務職であれば、庶務担当、経理担当、窓口業務、総務などなど。
異動すれば、全く畑違いな職場にうつることになり、転職したのかと思うほどです。
でも、様々な仕事を経験し、幅広い知識を持てるのが公務員の魅力とも言えます。
一方で、民間企業は一つの分野の専門性を高めることができます。
同じ部署に勤める期間が長い会社が多いです。
そして、営業職なり、開発職なり、その道のプロとして経験を積んでいきます。
一つの業界、職種で専門性を高めていきたいと考えている方は転職に向いているでしょう。
転職した私が後悔しなかった理由
私にとって公務員から民間への転職は
となり、メリットの方が大きかったです。
「安定というのは安くで定まるって書くよね。みに丸は向上心があるから、もう少しリスクをとっても、キャリアアップを目指したら?」
と知り合いの社長からお話をもらったことがあります。
私はその言葉が凄く心に残っていて、民間への転職を決意しました。
国家公務員で働いているときより、自由な時間ができましたし、以前より仕事が楽しいと思ってます。
- 転職と副業で年収アップした
- 社宅で固定費を節約できた
- やりがいのある仕事をできている
- 利益を追求する仕事が合っている
- 一つの分野の専門性を高めている
今では、こうして転職の魅力をブログを通じて伝えられ、充実を実感しています。
皆さんにも後悔のない転職をしてほしいと思ってるんです。
後悔したくなければ「転職の軸」を作れ
実は、私が「公務員を辞めても後悔しなかった理由」はハッキリわかってます。
それは、「転職の軸」を決めることです。
わかりやすい言葉で言うと「あなたが今回の転職で絶対に叶えたいことを決める」ということです。
転職の軸を決めていないと、転職先に何を求めるかが明確になっていないため、面接で失敗したり、入社後に同じような不満を持ってしまいます。
・公務員から転職後も後悔しないで済む
今回、公務員から転職するメリットとデメリットを比較してきたんですが、それは私が転職して叶えたいことと、妥協できることをはっきりを分けていたからなんです。
そして、転職して叶えたいことが全部叶う会社を見つけたので、もったいないとも思わなかったし、後悔もしませんでした。
軸の作り方を語り出すと長くなっちゃうので以下の記事にまとめています。
ぜひ、読んでみてください♪
大変な思いをしたのに、これまでのキャリアを無駄にすることがないように、自分のなりたい姿や目標を考えて転職活動していきましょ!
まとめ
今回は公務員が民間企業に転職することはもったいないのか解説していきました。
・頑張り次第で年収が増える
・仕事以外に副業で収入を得られる
・公務員の視点を仕事で活かせる
・様々な働き方を選べる
・社会的信用がある→大手民間企業にもある
・休みが減る→ホワイト企業を受けよう
・仕事の専門性を高めたい人
転職であなたが絶対に叶えたい軸を作ること
いかがでしたでしょうか。
ここまで読まれても、なかなか行動に至らないこともあるかと思います。
転職を少しでも検討しているのであれば、まずは情報を集めることから、着実に進めていくことが大切です。
公務員の転職の始め方についてこの記事で紹介しているので、よかったら参考にしてみてください!
現状を維持するも、変えていくのもあなた次第です。
一緒に行動していきませんか?
それでは、また!
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