
公務員から民間の転職理由ってどうやって書けばいい?
転職理由の上手な書き方を教えて!
公務員から転職する主な理由って?
内定をもらえる転職理由の伝え方教えて!
こんにちは、みに丸です。
あなたの公務員から民間に転職しようとする理由はなんですか?
・どうしてこの会社に入社したいのか
これらにしっかり答えることができないと内定はもらえません。
また、あなたが転職で叶えたい軸を持っていないと、入社後にミスマッチを感じてしまうこともあるかもしれません。
自分のことを深く掘り下げて考え「内定をもらえる転職理由」を用意しておきましょう。
とはいえ、面接で建前ばかりを話して本音を伝えないと、面接担当者も判断がつかず、面接が良い結果に結びつかない場合もあります。
そのため、双方にとって本音で転職理由を伝えることが重要です。
また、公務員を辞めたい理由が人間関係や給料が低いなどネガティブな場合、本音を伝えていいのか迷う人もいるでしょう。
そういった悩みも含めて、転職理由の伝え方と回答例をご紹介します。
転職理由と志望動機をしっかりリンクさせて作りましょう!
公務員から転職する主な理由
公務員が転職を決意する理由は人それぞれですが、大まかに3つに分けられます。
はじめに言っておきますが、以下のような本音はそのまま書かないようにしておくべきです。
・年功序列の環境が嫌になった
・人間関係が閉鎖的で不満
それぞれについて、見ていきましょう。
仕事内容にやりがいがないしきつい
毎日同じような仕事が続いたり、慣習や前例に縛られて思うように進まない仕事があったりと、仕事を頑張りたいと思う人ほど、公務員の仕事をおもしろくない、きついと思うものです。
でも、実際のところ民間の人にしてみれば「ホワイトでラクな仕事」をイメージする人が多いです。
楽勝な仕事(実際はそうじゃないけど)も続けられないなら、「民間の仕事なんて無理」「やり甲斐の1つも見出せない人間」と判断されてしまいます。
年功序列の環境が嫌になった
公務員は勤続年数が給料に直結します。
この勤続年数で給与や役職が決まる年功序列制が嫌で転職したいと考える人も多いです。
どんなに仕事ができなくても長く務めていれば給料は上がり、自分がどれだけ成果を上げても、勤続年数が短ければ給料が上がらない状況が嫌になる人もいるかもしれません。
こうした制度に不満をもって転職したくなる人は多いです。
特に仕事ができる人、仕事が好きな人に多いかもしれません。
でも、年功序列をそのまま転職理由にしたり、給料面を取り上げるのではなく、
- 仕事の裁量権が大きいところで働きたい
- もっと大きなプロジェクトに挑戦したい
働き方など、不満に感じている本質的な部分を深掘りしていきましょう。
人間関係が閉鎖的で嫌になった
公務員あるあるですが、部署単位で見ると小規模なケースが多く、部署内の人間関係は濃いです。
同じ部署内にうまくいってない同僚や上司がいると、コミュニティが狭いので相談できる相手もいないという状況に陥りがちです。
また、中途採用も少ないため、新たな人材が入ってくることも比較的少ないかもしれません。
異動で人間関係をリセットすることは可能ですが、いったん人間関係が壊れてしまうと、次の異動まで働くのが苦痛、という状態にもなりかねません。
そういった閉鎖的な人間関係に疲れてしまい、転職を決意する人も多いです。
でも、転職した後も不満や人間関係に問題が生じたら「この人はすぐに辞める」と判断されてしまうので、伝え方には注意が必要です。
採用側が転職理由から見ていること
企業が転職理由を聞く理由は、あなたのことを知るためです。
たとえば、
- その人が仕事で重視していること
- 何にやりがいを感じ、何を嫌だと感じるか
- あなたの仕事の価値観や生活での優先順位
など、あなたの人間性を見ています。
そのうえで、採用担当は
・あなたがすぐに辞めてしまわないか
を判断します。
具体的に見ていきましょう。
志望動機との一貫性
転職(退職)理由と志望動機には必ず一貫性が必要です。
なぜなら採用担当者は、応募者が会社を去る理由と、志望動機が一致しているかどうかを探っているからです。
転職理由を考える際には、志望動機との整合性を考えましょう。
たとえば、
志望動機「スキルを活かし○○業務を経験できる御社で働きたい」
というように、転職理由と志望動機が一貫していると説得力が増し、転職後のキャリアを建設的に考えていることを伝えられます。
その条件を求める理由や、「その分野でスキルアップしたい」といった「転職によって実現したいこと」を伝えましょう。
転職理由が希望条件だけでは面接担当者も自社で活躍しているイメージがしづらいですが、エピソードや理由を加えることでどのような働き方を希望しているのかが伝わりやすくなります。
志望動機との一貫性を意識して転職理由を作りましょう。
短期間で会社を辞めてしまわないか
ほとんどの企業は、長期的に勤務して活躍し続ける人材を求めています。
このため転職理由から採用担当者は、応募者がすぐに離職してしまわないかどうかを判断します。
会社の不平不満などに対して努力や改善を行わず退職した理由では、入社後もすぐに会社を辞めてしまうのではないかと離職リスクとして判断される可能性が高いでしょう。
また、退職理由を「家庭事情」と一言して記載した場合も、やはり離職リスクとして捉えられる可能性があります。
その場合は、家庭事情の詳細とその背景にある事情等、事実をしっかりと伝えるべきでしょう。
転職理由をつくるポイント
ここでは、転職理由を作る時のポイントをお伝えします。
もちろん、先ほどお伝えしたように「志望動機と一貫性」を持たせて、「長期的に活躍できる」と思わせるような転職理由を作ることが望ましいです。
そのために、以下のポイントをおさえながら作ってみましょう!
・解決しようと自分なりに行動したか
・入社すれば転職理由を解決できるか
・ポジティブに伝えられているか
客観的に見て転職する程の理由か
たとえば「今の仕事にやりがいを感じていない」とだけ伝えても、「社内で上司と異動の相談をしたら?」「転職する程の理由ではないんじゃない?」と言われかねません。
誰が聞いても、納得できるような筋の通った転職理由を作りましょう。
面接前に人に聞いてもらうことで、客観的かどうか判断できるのでおすすめです。
解決しようと自分なりに行動したか
転職理由が職場の人間関係にうまくいかなかったとすると、
自分に原因はなかったか?
他人のせいにしていないか?
を今一度振り返ってみましょう。
感情的な言い訳を伝えるのではなく、客観的に伝えることが重要です。
また、人間関係はどの会社でも同じように起こり得るものです。
不満や悩みに対して、自分なりにちゃんと行動したかがポイント!
解決しようと行動していない人は解決しようとする姿勢のない受け身な人だと捉えられかねません。
入社することで転職理由を本当に解決できるか
「残業のない会社に入社したい」という転職理由だったとしても、あなたが受けている会社が残業がないとは限りません。
「前の会社よりも残業が多い部署だったら、また転職するの?」と思われてしまいます。
面接官は入社後も長く活躍し続けてくれる人を探しています。
今の会社で苦痛に感じている点が転職理由となり、入社することで解決できるといえる根拠が志望動機です。
転職理由と志望動機につながりができるように整合性があるか確認しましょう。
ポジティブに伝えられているか
転職のきっかけはネガティブな理由の場合が多いかと思います。
たとえば、
・人間関係がうまくいかなかったから
・やりがいを感じられないから
しかし、面接でそのまま伝えてしまうと、採用担当にマイナスなイメージを持たれてしまいます。
本音と建前を使い分け、特には伝えないことも大切です。
そして、ネガティブな思いはポジティブに伝えるようにしましょう。
・周囲と強調しながら仕事に取り組みたい
・自分の興味がある○○の分野で活躍したい
転職理由を作るための4つのステップ
それでは、最後に転職理由の作り方について具体的手順を解説します。
以下のとおり。
2. 悩みや問題の正当性を確かめる
3. 行動したけど解決しなかったと伝える
4. 転職することで悩みを解決できる
ここまで、解説してきたことを意識しながら作ってみましょう。
1. 転職のきっかけを言葉にする
自分にとって何が悩みや問題で苦痛なのか
をはっきりさせましょう。
あなたが会社を辞めたいと思うほどの悩みが何なのかがはっきりしていないと、企業に「転職する必要が本当にある?」と思われてしまうからです。
あなたが悩んでいることを書き出しましょう。
2. 悩みや問題の正当性を確かめる
自分が求めすぎていないか
どこの会社でも同様の悩みが出てこないか
転職以外の手段がないか
を改めて考えましょう。
「ただのワガママじゃない?」と思われない為にも、客観的に正当性を確かめる必要があります。
3. 行動した上で駄目だったと伝える
行動したことが面接での評価にも繋がります。
人間関係の問題があったり、行きたい部署があるのであれば、上人事担当に相談してみましょう。
働き方に不満があるので、あればその考えを上司に伝えるのも一つの選択です。
実際に行動してみてからでも転職するのは遅くありませんよ。
4. 転職することで悩みを解決できる
あなたの悩みは転職することで解決しますか?
・事前に志望する会社の情報収集をする
・志望動機と整合性をもたせる
転職理由が「スキルアップできる会社に行きたい」
だったとすると、
転職理由から志望動機まで一貫性を持つことで
・転職先で何を実現したいのか
・どんな経験をしたいのか
を伝えることができますよ。
まとめ
今回は、公務員から民間への転職理由についてポイントや手順を紹介してきました。
・年功序列の環境が嫌になった
・人間関係が閉鎖的で嫌になった
・短期間で会社を辞めてしまわないか
・解決しようと自分なりに行動したか
・入社すれば転職理由を解決できるか
・ポジティブに伝えられているか
2.悩みや問題の正当性を確かめる
3.行動した上で駄目だったと伝える
4.転職することで悩みを解決できる
転職理由をする上で、
本当に転職することで悩みを解決できるのか
転職以外に手段はないか
を考えることは、面接で通過する上でも重要になりますが転職して後悔しないことにもつながります。
粘り強く丁寧に考えて、作りましょう!!

転職理由と志望動機が結びついてる?
面接で聞かれる内容を網羅した記事がこちら!!
コメント