
ブラック企業に間違えて転職しちゃった…。なんてことがないようにしたいんだけどどうすればいいかな?
ブラック企業の見極め方が知りたい
ブラック企業に間違えて転職したくない
転職してホワイト企業に入りたい
こんにちは、みに丸です。今回は、ブラック企業・ホワイト企業の見分け方について解説します!
私は、国家公務員として働いた時に、ブラックな労働環境を実際に目の当たりにした経験があります。
また、ホワイト企業に転職できた経験も踏まえて、この記事を書いています。
この記事を読むことでブラック企業に就職・転職するリスクを減らして、ホワイト企業に入社できる助けになれば幸いです。
結論を先に書いておきます。
- 求人情報・求人票
- 就職四季報
- 面接
この3つのポイントでブラック企業かどうか見抜くことができます。
最後にホワイト企業の見分け方についても紹介します。
気になる方は、目次から飛んで確認してください!
それでは本題に入ります。
ブラック企業の見分け方(3つの方法と9つの特徴)
求人情報・求人票
リクナビnextやdodaなどの転職サイトを活用して見極める方法です。
転職するなら情報収集として皆さんが登録しているかと思います。
特に、dodaは転職サイトとして求人情報を発信しているだけでなく、転職エージェントが個別にサポートとしてつくのでお勧めしています。
もし、まだしていないのであれば、この機会に無料登録しておきましょう。
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給料が高すぎる
他社と比べて給与が高すぎる企業や、金額の幅が大きすぎる企業は要注意です。
本当に給料が高いわけではなく、高いノルマを達成した場合のみ高給になるまたは、サービス残業が多いことが挙げられます。
年収、給料の記載欄を確認してください。
年俸制・固定残業代・裁量労働制
こういった単語が、書かれていると
残業しても給料が貰えない→サービス残業させられる可能性があります。
やたら情熱的
ブラッキ企業の求人情報には、感情論を書いてることが多いです。
夢、やりがい、絆、人物重視、成長 など情熱的なことを書いてあれば危険です。
抽象的な言葉を求人情報に書いているのはアピールできる具体的な数値や実績がないからです。
- 平均残業時間
- 有給取得日数
- 離職率 など
書いてない場合は注意が必要です。
また、「学歴不問」「職歴不問」を書いて、ハードルを下げている可能性も高いです。ブラック企業ではすぐに人が辞めてしまうので、能力を問わず人を採用します。
ずっと募集している
1年以上掲載しつづけている場合は注意が必要です。
ブラック企業の特徴として職員を使い潰す傾向にあるので求人を年中募集していると考えられます。
就職四季報
就職四季報をチェックしましょう。
広告ではなく、取材等による情報を掲載しているため信憑性が高いです。
さらに、業界や企業にあわせた四季報が揃っており、業務の内容等様々な情報を得ることができるので勉強としても非常に役立ちます。
ここでは、チェックしておくべき項目は以下の3つ。
・採用実績
・3年後離職率
・有給取得・残業時間
採用実績
ブラック企業は新入社員を多くいれて、使い潰しては新しく入れるという傾向にあります。
これを採用実績で確認しましょう!
一般的には新卒の採用は5〜10%でおさまります。
→30%を上回っているとブラックの可能性あり。
3年後離職率
3年後の離職率は約30%くらいが一般的な企業の平均値になります。
40、50%と高くなっていくと離職が多いのでブラック企業?
と疑いをかけてください。
また、業界全体で他社と比較して突出していないかも確認しておきましょう。
有給取得・残業時間
有給や残業時間についての数値は全社員の平均等で書かれている場合が多いので
一概に信用できるわけではありませんが、参考にはなるかと思います。
念の為、確認しておきましょう。
面接
面接を受ける前には、既にブラック企業かどうか見抜くことができるかと思いますが、万が一面接を迎えてしまった場合にも、ブラックか見抜くポイントをご紹介します。
内定をもらっても、入社しなければ、問題ありません。以下の項目をチェックしてみてください。
態度が横柄・内容のない面接
ブラック企業の面接では、雑談ばかりだったり、内容のない面接をされます。
また、迎え入れようとする社員を、使い潰すつもりしかないため、態度にも出る可能性もあります。
注意してみましょう。
簡単に通過する
一回目の面接後にその場で内定を出す企業には気を付けましょう。
ブラック企業は離職率が高くて常に人材が不足しているため、早く頭数を確保したいと内定をすぐに出してきます。
また、内定を出した後は求職者に考える時間を与えないよう「すぐに入社してほしい」と説得してくる場合もあります。
どんな、会社であれ、内定をもらった時は嬉しくて油断してよく見えてしまうものなので一旦、冷静になって考える時間は必要です。
労働条件が曖昧
ブラック企業では労働条件の説明を曖昧にする傾向があります。
具体的な仕事内容や業務時間を明かすと労働環境の悪さバレるからです。月の残業時間、給料など労働条件を聞いても、はっきりと説明しない場合は要注意です。
ホワイト企業の見分け方(5つの特徴)
ブラック企業とは異なり、ホワイト企業は求人情報等に具体的に労働条件を情報公開しています。
ここでは、ホワイト企業の5つの特徴を記載しておきます。
離職率が低い・平均勤続年数が長い
離職率が低いこと、平均勤続年数が長いことはホワイトな企業である可能性が高いです。
上場企業であれば、就職四季報を見れば離職率が分かります。
転職エージェントやハローワークの担当者に聞くという方法もあります。
残業時間が少ない・みなし残業がない
ホワイト企業では、残業代抑制のために悪用されることのあるみなし残業制を設けていない傾向があります。
そもそも基本的に残業が少なく、ノー残業デーを設けていることも多いです。残業した場合は残業代を15分、30分単位で計算してつけることができます。
有給休暇を取りやすい
また、ホワイト企業の特徴として有給休暇を取りやすいことも挙げられます。
取っていないと逆に、有給休暇を取るように上司から促されることもあります。
求人票や就職四季報を確認し、有給の日数や取得状況を確認しておきましょう。
福利厚生が充実している
福利厚生には法定福利厚生と法定外福利厚生がありますが、どちらも揃っていると充実しているといえます。
『法定福利厚生』
・雇用保険
・健康保険
・労災保険
・介護保険
・厚生年金保険
『法定外福利厚生』
・交通費
・住宅手当
・産休・育休制度
・扶養手当
・健康診断
・施設の利用 等
法定福利厚生は必須、法定外福利厚生はどれだけ揃っているのか確認しましょう。
労働組合がある
働きやすい環境が整えられている特徴として、労働組合がある企業が挙げられます。
労働環境・条件について社員が交渉力があるということになります。
まとめ
今回は、ブラック企業とホワイト企業の見分け方について解説していきました。
ブラック企業の見分け方(3つの方法と9つの特徴)
・求人情報・求人票(給料が高すぎる、やたら情熱的、ずっと募集している)
・就職四季報(採用実績、3年後離職率)
・面接(態度が横柄、内容のない面接、簡単に通過する、労働条件が曖昧な説明)
ホワイト企業の見分け方(5つの特徴)
・離職率が低い・平均勤続年数が長い
・残業時間が少ない・みなし残業がない
・有給休暇を取りやすい
・福利厚生が充実している
・労働組合がある
以上の点に注意して転職活動を行っていきましょう。
情報収集を怠らずに、しっかり企業について確認してから応募することをお勧めします!
このブログでは、転職初心者の方が安心して転職できるように、私の経験や転職エージェントから教えてもらったことを発信しています。これから転職を検討されている方はぜひ、他の記事もチェックしてみてください♪
では、また!
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