
転職エージェントと転職サイトの違いってなに?
こんにちは、みに丸です!
転職活動を始めたけど何のサービスを利用すればいいの?
効率よく進めるなら転職エージェントって聞いたけどなぜ?
転職エージェントと転職サイト、どっちがいいの?
転職活動を始めて、上記のような悩みを抱えていませんか?
この記事では、“転職エージェントと転職サイトの違いや使い方”について解説していきたいと思います。
さっそく結論なのですが、
転職エージェントと転職サイトの両方をうまく併用しましょう。
私の転職活動での経験を踏まえて併用をおすすめする理由を解説していきます。

この記事で転職エージェントと転職サイトの違いを知って、それぞれの良い点や注意点を理解しよう!
最後まで読んでいただければ幸いです!
転職エージェントと転職サイトの違いは?
まずは、転職エージェントと転職サイトのそれぞれについて解説していきたいと思います。
転職エージェントとは
「転職エージェント」とは、転職したい方(求職者)と採用したい企業(求人側)の間に立ち、入社までをサポートする、いわば転職をサポートするプロです。
求職者にとって、転職を全面的にサポートを受けられることがメリットです。
以下のビジネスモデルのとおり、求職者の入社が決まった際に、企業が転職エージェントに報酬を支払う仕組みとなっているため、求職者である私たちは全て無料で利用できます。

転職エージェントについて詳しく知りたい方はこの記事を読んでね。

転職サイトとは
「転職サイト」はWEBサイトを通じた求人紹介サービスです。
転職サイトはさまざまな業界・職種の求人が掲載されていて、自由に検索したり、求人をみることができます。
転職エージェントも転職サイトも、あらゆる会社のサービスがあり、中には特定の業界や職種に特化している場合もあります。
どっちを利用している人が多いの?
転職経験者はどちらのサービスを使って転職をしたのでしょうか?マイナビ転職のアンケート調査結果を見てみましょう!
転職の際に利用したサービスは?
(出典:マイナビ転職エージェントサーチ)
上のグラフは1年以内に転職経験のある20~39歳の200人に、「転職活動で登録したサービス」を聞いた調査ですが、1番多いのは「転職エージェントと転職サイト、どちらも登録した人」のようです。
8割近くの人が、転職エージェントか転職サイトを利用して転職活動しています。
転職エージェントと転職サイトの比較7項目
転職エージェントと転職サイトについてそれぞれについてわかったところで、それぞれを比較してみましょう。
求人情報の多さは?
転職サイトは多くの求人情報をみることができる一方で、転職エージェントは基本的にはあなたに合ったおすすめの求人を紹介していくので、転職サイトより求人数が少ないといえるでしょう。
・転職活動に慣れているのでサポートはいらない
・転職先の業界や職種がある程度決まっている
という方にとっては、情報量が多い転職サイトの方が向いているでしょう。
求人情報の質は?
転職エージェント転職サイトよりも厳選された求人となっていることが多いです。
転職エージェント
利用者は転職エージェントに相談を申し込み、自分の経歴・希望を伝えたうえで、求人を紹介してもらう仕組みです。
企業は転職希望者とマッチングした際にエージェントに対して高い報酬を支払う仕組みになっています。
例)マイナビAGENT、JAC Recruitment
転職サイト
Webサイト型サービスで、利用者がサイトを登録して自分で求人を探すサービスです。
企業側は転職サイトに広告費を払って求人を掲載します。
求人は登録者が誰でも見ることができるので、未経験者OK等、幅広い人材を求めているケースが多いです。広告費が安いため、安価な人材でも募集します。
例)リクナビNEXT
転職エージェントの方が、コストを多く支払うことができる大きな企業が転職エージェントと提携している可能性が高いです。
即戦力になる経験者を募集している企業が多いため、年収水準は高くなります。
つまり、転職エージェントの方が求人の質は高くなります。
求人情報をみる気軽さは?
転職エージェント
転職エージェントの場合は登録後、電話やオンライン面談などを受けて、エージェントにあなたに合った求人情報を絞り込んでもらってからあなたに情報が届きます。
そのため、情報の質はいいですが、少し手間がかかってしまいます。
転職サイト
一方で、サイトに登録すれば、自分の行きたい業界の求人情報について調べることができます。
そのため、転職サイトは気軽に情報に触れることができます。
自分に合った求人の見つけやすさは?
転職エージェント
利用者は転職エージェントから会社を提案してもらえます。
エージェントは業界や職種などを熟知しているため、可能性の高い企業を紹介してくれます。
そのため、効率よく優良な企業を探すことができるでしょう。
転職サイト
多くの会社から自分で条件を絞って探します。
求人数が多く情報量も多いので取捨選択は自分の判断でしないといけません。
企業に関する情報収集のしやすさは?
転職エージェント
転職エージェントが情報提供に協力してくれます。
企業の採用情報だけでなく内部事情もエージェントが確認して教えてくれるので情報の収集力が転職サイトと比べて高いです。
また、転職に成功した人の過去事例の情報を教えてくれるので、参考にしやすいです。
エージェントに登録することで非公開求人にもアクセスできるメリットがあります。
転職サイト
一方で、興味を持った企業の情報を、自分で1社1社丁寧に収集しなければいけません。
しかし、業界や企業情報の入手が難しい場合もあります。
特に、企業の職場に関する情報などは、求人情報に書いてある情報でしか手に入れることができません。
応募書類の添削、面接対策は?
転職エージェント
転職エージェントに必要書類の確認をしてもらうことで添削してくれます。
転職エージェントにとっても、求職者が内定をもらうと報酬が入るので、選考に通過できるようサポートを惜しみません。
転職サイト
基本的にはサポートはないので、自分で行わなければいけません。
(してくれる転職サイトもあるみたいです。)
面接対策等はハローワーク等に申し込んで対策を別途しなければいけません。
そのため、履歴書のブラッシュアップが難しく、書類選考や面接の通過率が低い傾向にあります。
日程調整、条件交渉のしやすさは?
転職エージェント
エージェントが日程調整や条件交渉について代わりにしてくれます。
特に、給料の交渉する際に、間に入ってくれるのはとてもありがたいサポートです。
企業に直接だと言いづらい内容についても、仲介してくれることでスムーズに交渉ができます。
転職サイト
面接の日程、年収などの待遇、条件交渉等、全て自分でやらなくてはいけません。
会社が多くなると自分で管理するのが大変なので注意が必要です。
転職したい思いが強い人には転職エージェントがおすすめ
ここまで、転職エージェントと転職サイトについて比較をおこなってきました。
気軽に情報を集めたい⇒転職サイトから
転職エージェントは、登録に手間がかかる分サポートがしっかりしています。
ある程度、転職したい業界が決まっており、サポートも受けつつ確実に内定をとりたい方には転職エージェントの登録から始めることをおすすめします。
そして、転職エージェントだけでは、いい求人が見つからない場合は転職サイトに登録してみるのがいいでしょう。
一方で、まだ転職する覚悟まではできていないけど、いろんな情報を見ながら、将来のキャリアプランを立てて行きたい方にとっては転職サイトに登録してみる方が気軽に始められるでしょう。
そして、本格的に転職活動を始めたいタイミングで転職エージェントの登録をすることをおすすめします。
転職エージェントを利用する際の3つの注意点
転職エージェントと転職サイトを比較しながら併用をおすすめしてきました。
しかしながら、転職エージェントは数が多く、サービス選びに失敗するといい企業に転職できません。
ここでは、転職エージェントの利用にあたって、注意すべき3つのポイントを紹介します。
悪徳エージェントが多い
エージェントの会社は日本に約2万社ほどあるそうです。
エージェントは採用が成立すれば報酬がもらえる仕組みとなっているため、中には求職者の転職先を報酬額で勧めてくるところもあるので注意しなければなりません。
エージェント選びには慎重になりましょう。
なるべく、大手を選ぶことで信用問題に関わるようなトラブルは減ります。
また、転職希望者がキャリアアップするのはエージェントにとってハードルが高く難しい案件になります。
そのため、キャリアダウンするような入りやすい会社を敢えて勧めてくるエージェントもいるため、自分の意思をしっかり持ち、目標を定めて転職活動に臨みましょう。
エージェントによって得意分野が異なる
営業分野、技術職、第二新卒、30代以降、管理職などエージェントによって得意分野が異なってきます。
エージェントの得意分野を調べた後に、申し込むことでエージェントの選択を間違えるリスクが低くなります。
求人する企業の特徴を知っておく
外資系企業やベンチャー企業等、戦力を募集している企業が求人することは多いです。
大手日系企業は既に成熟した会社が多いため、求人が少ないことに気をつけましょう。
成長段階の企業(経営状況が安定とは言えないベンチャーなど)の求人が多いことを知っておきましょう。
転職エージェントを上手に利用する3つのポイント
最後にこれまで解説した内容をまとめると、あなたが転職エージェントを利用するうえで重要な3つのポイントがあります。
サクッと確認しておきましょう!
・複数のサービスで比較してみる
・転職の目標を明確に伝える
大手エージェントに登録する
悪徳エージェントに登録してしまって、トラブルに巻き込まれないためにも大手の転職エージェントに登録することをおすすめします。
また、大手企業の方が基本的には持っている求人数が多く、情報量も蓄積しています。
複数のサービスで比較してみる
転職エージェントの担当者も人なので、あなたに合う担当もいれば、合わない担当もいます。
そのため、1社のサービスだけを使っていると、合わない担当に当たってしまったことにわからなかったり、他のエージェントに変えてもらうタイミングを逃してしまいます。
3、4社を先に選んで登録しておくことによって、より自分に合った転職エージェントが見つけられるようになるでしょう!
転職の目標を明確に伝える
転職エージェントに登録したら、担当者に自分の転職の軸をはっきり伝えましょう。
転職の軸がない場合、エージェントにとって都合の良い会社(エージェントの報酬が高い、採用を成立させるのにラクな案件)を勧められてしまう可能性があります。
また、転職の本気度が低いとみなされ、転職エージェントのサポートを手厚く受けにくくなります。
まとめ
今回は、転職エージェントと転職サイトの違いについて比較しながら解説してきました。
自分に合った方法でサービスを利用していきましょう。
気軽に情報を集めたい⇒転職サイトから
・エージェントによって得意分野が異なる
・求人する企業の特徴を知っておく
・複数のサービスで比較してみる
・転職の目標を明確に伝える
自分に合う転職エージェントを見つけることが転職の成功につながります。
すぐに転職するつもりがなくても、相談からはじめられます。
dodaは転職サイトと転職エージェントの機能がついているため、一回の登録で便利に使い分けることができるのでおすすめですよ!
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求人数も多く、転職者の満足度も高いです。(HPによると、満足度NO.1)
マイナビエージェント
20代や第二新卒の方など、若手に特化しているのが特徴です。
転職がはじめての20代は是非こちらの登録をしてみてください。
どちらも大手だから安心できますね。
まずは、この2社を活用して情報を入手していきましょう!

おすすめの転職エージェントについてこの記事にまとめてるよ。実体験をもとに書いてるので参考にしてね!
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