
転職の面接で何を聞かれるのか教えて欲しい……。
面接って何聞かれるの?
面接の流れが知りたい。
面接の想定問答を確認しておきたい。
こんにちは、みに丸です!
今回は、上記の悩みに対して、面接でされる想定問答についてリストアップしました。
これから、面接を予定している人には、必ず読んでおくことをおすすめします。
既に、対策を終えている方は最後の確認をしてみてください!
私も複数の会社を受けた経験があり、何度もハローワークや転職エージェントに想定問答を確認してもらい、何度も添削と研究を重ね、内定をもらうことができました。
また、私が実際にされた質問もリストに反映していますので参考になるかと思います!
ちなみに、私は20代後半で公務員から転職したため、『大学での研究テーマ』や『民間企業で働くこと』についても質問リストに入れています。
自分にも境遇が当てはまるという方は、是非参考にしてみてください。
また、以前『【転職】面接対策!この流れを絶対抑えておけ。(経験者が教えます)』という、記事を書いており、面接で聞かれる鉄板の流れをマニュアルにしていますので、あわせて対策に使っていただけるとバッチリかと思います。

今回は、以下の面接の流れに沿って、質問リストを作成しています。
かなりボリュームのある内容なので前編(1〜5)と後編(6〜10)に分けて解説していきます。
1. 自己紹介
2. 職務経歴
3. 転職理由
4. 就職の軸
5. 志望動機
6. 志望する会社について知っていること
7. 民間企業として働くことについて
8. 大学の研究テーマ
9. 採用条件について
10. 逆質問
面接の想定問答を作る前に
1分(300文字程度)にまとめる
回答を考えるときは、文字数にして300~400文字程度を意識してください。これは、1分程度で収まる目安の文字数になります。話し方や間の取り方によって個人差があるので、一度実際に声に出して時間を測ってみましょう。
ポジティブに答える
ネガティブな内容を聞かれても、基本的にはポジティブな返しを用意しましょう。
会社の優劣ではなく、自分にとって合っていることを基準にして話しましょう。
建前と混同しない
会社を転職する際、以前の会社の嫌な部分を改善したい場合が多いです。
例えば、休みが少なかった、給料が低かった、残業が多かった等。
・ライフワークバランスが取れているから
・給料を上がるから
と言った本音を志望動機では伝えないようにしましょう。
万が一、面接官から言われた場合は、
『ライフワークバランス』
・時間を確保できることで自己研鑽したい
・家族との時間を大切にしたい
『給料』
・給料だけではないが、自分の市場価値を計るためにも重要だと考える
といったように、うまく逃げましょう!
質問リスト
質問をリストアップしましたので、質問ジャンルに合わせて確認していきましょう。
参考例として、回答を作成していますが、これは皆さん全員に該当するわけではありません。想定問答集を作る際の参考に留めておいてください。
なお、今回の記事はボリュームが多くなっているので前編と後編に分けています。
前編では、以下の1〜5について解説しています。
1. 自己紹介
2. 職務経歴
3. 転職理由
4. 就職の軸
5. 志望動機
1.自己紹介
「あなたの自己紹介を1分(〜2分)ほどでしてください。」
あなたの自己紹介をまず作りましょう。『氏名・年齢・出身大学・前職(現職)のポジション、主な仕事内容などの簡単な説明、実績、この会社でやりたいこと』を整理し、1分〜2分で簡潔に述べましょう。
2.職務経歴(7つ)
企業の採用担当者は、仕事への質問をすることによって「募集条件に、経験・スキルがマッチしているか」という確認をしています。そして、これまでの経験を活かして「入社後に活躍できる人材か」を判断しています。
「職務経歴についてお話しください。」
「今の会社ではどのような仕事をしていますか。」
回答のポイント
- 業務の流れをわかりやすく説明。
- 現在どんな役割を担っているのか。
- 過去に経験した業務にはどんなものがあるか。
- 今の仕事に就いて何年になるか。習熟度はどうか。
「仕事でのあなたの立ち位置について教えてください。」
「仕事上の実績・業績をお聞かせください。」
回答のポイント
- 業務の特徴を整理
- 顧客となる対象者を整理
- 価格帯や売り上げ規模は具体的な数値まで
- 営業方法
- 目標達成率や表彰歴
- 最も貢献したと思えることは何か
- マネジメント経験や部下の数
- 具体的に証明できる実績があるか
「給与はどのくらいもらっていますか?」
回答のポイント
- 残業手当や家族手当などを含まない基本給は?
- 成績で変動する歩合給は平均してどれくらいか
- 自分の仕事量、業績に見合った給与だと思うか
- 賞与を含めた年収はいくらか
「 仕事上の成功談を聞かせてください。」「失敗談、難しかったことを聞かせてください。」
回答のポイント
- これまでの業績、実績の売り上げや具体的数値、順位は?
- 成功体験/失敗体験からどんな学びを得たのか
- どのように失敗を乗り越えたのか
- 失敗によって心境や行動に変化はあったか(成功に変えた実体験)
- 二度と失敗しないために心がけていることは何か?
3.転職理由(7つ)
企業の採用担当者は、転職・退職理由の質問をすることによって、転職の目的を自社で叶えることができるのか、また、同じ理由で辞めることがないかを確認しています。言い換えると、この質問を通じて「入社後に長く活躍できる人材か」を判断しています。
「あなたの転職しようと思ったきっかけ・理由はなんですか。」
「他には、理由はありますか。」
回答の注意ポイント
「前職がブラック企業だった」「仕事が評価されなかった」などのネガティブな理由は、ここでは話すべきではありません。面接担当者は同情できるかどうかではなく「当社の戦力になってくれる人材」を求めて面接しています。自分のスキルや意欲をアピールしましょう。
「転職回数が多いようですが、理由はありますか。」
回答のポイント
- 転職を通じて目指したかったことは何か
- 転職によって目的は実現できていたのか
- 各社で得た経験・スキルは何か
- キャリアに対してどのような考えを持っていたのか
「離職期間は何をしていましたか。」
「他に受けている会社はありますか。」
「転職を選ぶうえで、重視するポイントはなんですか。」
回答のポイント
- 伝える内容は、1.転職の軸→2.応募先の企業を志望した理由の2つ
- 退職理由や志望動機との関連性を意識
- 給与や残業時間など、待遇について本音ベースで話さない
「今の会社に入ってまだ半年ですが、もう転職を考えているのはなぜですか。」
営業を続けることも考えましたが、やはり自分の転職の軸でもある、技術職としてキャリアを積んでいきたいと考え、転職を決意しました。」
回答のポイント
- 退職を意識するようになったきっかけ
- 改善に向けて自分の行動したこと
- 退職を決意した理由
- ネガティブな事項(不満や愚痴)は話さない
4.就職・転職の軸(3つ)
企業の採用担当者は、あなたの就職の軸を確認することによって、意欲の高さとともに入社後に長く活躍できる人材かどうかも判断しています。転職理由や志望動機とともに、就職・転職の軸と求人内容がマッチしていれば、やりがいを持って働いてもらえる可能性が高いからです。
なお、志望意欲とともに、どのような転職の考えを持っているのかなど、個人の仕事への向き合い方もチェックしています。
「どうしてこの業界を選んだのですか。」
回答のポイント
- 業界の特徴と今後の動向について
- 希望職種の業界での位置づけ
- 異なる業界から転職する場合は、関係性に特に注意
「一貫して貫いてきた軸はありますか。」
(例)「これまで、○○の分野に携わることで、○○に貢献してきましたが、その点で、今後も○○の軸を大切にしていきたいと考えております。」
「将来はあなたはこの会社で何を実現したいですか。」
5.志望動機(6つ)
企業の採用担当者は、志望動機の質問をすることによって、入社意欲の高さを確認しています。中途採用の場合は、事業の立ち上げ等、入社後に即戦力となる人材を募集しているため、志望意欲の高い人材を採用する傾向にあります。志望意欲の高さは、面接で伝えたい重要なポイントになります。
「当社を志望する理由はなんですか。」
「なぜ同業他社ではなく当社を希望するのですか。」
「それなら、ほかの企業でもいいのではないですか。」
「なぜ、就職活動の際には、当社やこの業界を志望しなかったのですか。」
「当社について、どのようなイメージを持って志望しましたか。」
(例)「御社の企業理念にもありますように○○をモットーとする御社の○○なイメージを強く感じました。また、顧客を一番に考え、誠意を持って品質にこだわったものづくりする点に魅力を感じ、御社を志望いたしました。」
「採用後、どんな仕事をしたいですか。また、あなたの将来についてイメージしていることを教えてください。」
まとめ
今回は面接で聞かれる『質問リスト』をまとめました。
(前編)
1. 自己紹介
2. 職務経歴
3. 転職理由
4. 就職の軸
5. 志望動機
後編も是非、最後までチェックしてみてください!
(後編)
6. 志望する会社について知っていること
7. 民間企業として働くことについて
8. 大学の研究テーマ
9. 採用条件について
10. 逆質問

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